キャットエイド猫写真家 安西政美

猫ポエム写真集「猫は家族」、猫写真集「ぼくらは人とくらす猫」(二冊とも”みらいパブリッシング”出版)発売中。思うところあり”野良猫の撮影はしない猫写真家”です。愛玩動物飼養管理士(二級) 所持。

【おしらせ】~アイコンを変更しました~

【おしらせ】~アイコンを変更しました~


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 私はキャットエイド猫写真家ですが、”猫写真家だからアイコンは猫やカメラ”というのは定番すぎだと今更ながら思ったからです。


 私は将棋を指すので(【”エッセイ】将棋”の記事をご覧下さい)アイコンを一番好きな駒”玉将”にしてみました(笑)。


アイコンに使用した将棋の駒”玉将”☝


 将棋にはいくつもの種類の駒がありますが、「玉将が一番好き」という人は珍しいんじゃないかなぁ・・・。


 ちなみに将棋の駒の王様は”王将”と”玉将”がありますが、玉将は位が低かったり目下の人、もしくは前回に負けた方がもつ駒です。将棋のTVやプロの公式戦などは王将と玉将の区別はせず互いに玉将の駒を用いている場合がありますね。


 なぜ将棋の駒にはいくつも種類があるのに玉将が一番好きなのか。


 玉将の”玉”という字は言うまでもなく”たま(タマ)”です。


 タマ。
 私が幼いころに祖母が拾ってきた子猫。その後26年もの歳月を共に生きてくれた私の大切な愛猫ちゃんの名前です。
 家庭の事情などからいつも周囲にイジメられ毎日のように泣かされて学校から帰って来ていた私。誰も、親ですら理解無く、子供ながら本気で命を絶とうと思った時もありました。その瞬間に「にゃ~ん」と頬ずりをしてくれてこの世で唯一私を慰め命を絶つことを思いとどまらせ、共に生きてくれた私の命の恩人(恩猫?)が”タマ”なのです。
 タマがいてくれなかったら・・・今私はこの世にこうして存在していなかったと思います。
 タマが他界した時は私は成人し30代半ばでしたが、一か月間毎日、仕事から帰ってきては部屋でタマの写真をもって号泣していました。いいオッサンなのに。


 今でも毎日、タマ(と他に一緒に暮らし今は天国にいる猫ちゃんとワンちゃん)の写真には合掌し読経まであげています(私は宗教には入っていませんが)。


 タマは今でも、いつも私の心の中にいてくれますが、将棋を指す時には駒(玉将(ぎょく=タマ))に姿を変えて私と戦ってくれるんです!


タマです☝ 野良犬を追い回すほど気の強い女の子でした。


 だから私は他の駒ではなく、王将でもなく、”玉将”が一番好きなんです。
 ちなみに対面で将棋を指す時は、理由までは述べませんが「玉将もつね。王じゃなくて玉(ぎょく)が好きなんでね」と言って玉将の駒をもって戦います。


 ・・・いい歳したオッサンが子供っぽいですけどね(笑)。


 ま、そんなわけで(?)アイコンを将棋の駒”玉将”に変更しましたが、特別何かあったわけではありません。


 今までのアイコンは長い間使用していたので、馴染むまで違和感があるかもしれませんが、どうかこれからも宜しくお願い致します。